コーノ・ミオ

フランス語でCON(コン)というのは、字引にはないが、誰でも知ってる俗語。
コンというのは、婦人の大切な持物。といって、ハンドバッグではなく、生まれながらに持ってるところの宝物である。
コンというのは日本語では、わるい言葉ではない。雪やコンコン……だ。
フランス語では相手を侮辱する時に、このコンというのを使う。パカヤローに相当する。なぜ、女性の、その持物がパカヤローを意味するのか。意味よりも、言葉の音が、にくらしく感じられるのかもしれない。
そういえば、日本語でも、コン・チキショーという。
ドイツ軍がパリを占領していた時の話。フランス人が何かしゃべるとコンという一言葉を付ける。ドイツの将校が字引を引いたが、見当らない。フランス人に尋ねたがそのフランス人、本当のことをいうと怒られると思って、こう説明した。「コンというのはコンケラン(征服者)の略したものでしょう」と。
このドイツ将校、その次の日、コンと言われたので「おれはコンでも小さなコンにすぎなぃ。偉大なるコンはヒトラーだ」と、一百った。
これは占領当時のパリで流行したレジスタンス的一口話。
そのくらい、コンというのは悪い言葉。で、わが今日出海がフランスヘ出かけた時の旅券には、漢字では「今」とあったが、ローマ字では、IMA、彼はパリではムシュー・イマであって、決してムシュー・コンではなかった。
フランス語にOを加えるとイタリア語になる。イタリア語でコーノというのは、フランス語間のコンに当る。
河野という人が、イタリアではトランクの文字をカワノと書き直したという。イタリア語でミオを付けると「私の何々」となる。ソーレ・ミオが「私の太陽」、アモーレ・ミオが「私の恋」
さきごろ越路吹雪がイタリアへ行ったが、税関の役人が、皆にこにこして愛想が良かったと喜んでいた。彼女の本名は、河野美保である。

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